「今年も梅煮」
こんにちは!
【花いかだ】料理人のヒロです!🌿
今年も変わらず、『梅仕事』です。
はっきり言って、この『梅煮』。
最近では、時間や手間もかかるので!
なかなか、料理人でも作る人は
いないかもしれません。
シンプルなのだけど、
例えば『黒豆煮』と『梅煮』が
上手に炊ければ・・・
ある意味、
いわゆる日本の『煮物』のコツも
上手くいっちゃいます。
ある意味ね。(笑)
もし、まだ梅が手に入って!
作りたいと言う”すごい”方~(笑)
がいらっしゃいましたら・・・
ぜひ、作ってみてくださいね。!
ご質問がありましたら
🍃『花いかだ LINE』でもお気軽にどうぞ(^_^ゞ

去年はとても実りが悪く、
ちがい(不作)でしたが・・・・・
今年はまずまず、、なのかな??
でも、毎年何があっても作るのが梅煮。
逆に ”煮梅”とも言う。(笑)
ただ難点がひとつ。。
作り方が超繊細なのです。(^^;
というか、覚悟がいります。
たぶん、昨今は料理屋さんでも
自家製で作らないかもしれません。
でもね、
この時節に『梅煮』を作っておけば
今夏(夏中)のまたとない
お茶受けとなり、涼やかで
汗引く思いのものです。
また、梅ジャムも簡単に
つくれますよ。。
さて、まずは材料の選び方は??
🍃大きい梅は避けます。
中梅が可愛くていいです。
使う容器は、すべて金け(金物)を避けて。
(酸だからね)
細~く、削った竹串で
小穴を10箇所あけます。

その後特徴的なのは・・・
🍃塩水に3日間!! つけます。
なぜか。?
梅を、皮を破かずに茹でるのは、
かな~り難しくどんなに気を付けても、
かなりの数は傷物になります。(^^;
あとはね、
味するものが、また口当たりかな。?
また、しまるというか・・・
さっぱりとするのかな。!?
なぜか。?
とある師匠が
「そんなことを調べようとしたら、
生命がなくなる。(笑)
知っていることは、最初に塩漬けして、
あとは川の水にさらすのさ。」
だって。(笑)
でも、ほぼ皮も破れず成功するし
10kg、15kg作れます。
この時期に作っておけば、
秋まで食べられるのです。(糖度をあげればね)
🍃おもてなしにも最適、
また梅は身体にも良いですよね。
ただひとつだけ難点が、、、
根気がいります。(笑)
🍃材料(作りやすい分量)
梅・・・・・・・3kg
塩水
{塩・・・・・・約300g}
{水・・・・・・約3L}
みつ
{白ざらめ・・・約1500~2000g}
{水・・・・・・約3L}🍃
🍃作り方🍃
① 梅を水洗いヘタを除く。
② 塩水を煮立て、ホーロー容器で冷ます。
③ 竹串を細~く削り、
約10箇所ぐらい刺し
(種子に当たるまで)
②の塩水に入れていく。
④ 3日間、塩水につける。
⑤ ④を細~流水で1日さらす。
⑥ ⑤をたっぷりの水で茹でる。
途中で試食して仲間で
柔らかくなるまでを
限度とする。
⑦ ⑥を再び流水でさらす。
冷えたら味見をして、
納得感を限度とする。
⑧ 白ざらめを分量の水で煮溶かし、
冷ましてからそっと移す。
⑨ みつの中で静かに煮る。
(20~30分程)
⑩ 梅を、消毒した瓶等、容器で保存する。
あ~、長かった。。(笑)
🌟残ったみつは煮詰めて、
ドレッシング等に利用できます。
この、『みつ』を作るために
毎年作っている・・・
と言っても過言ではない。(笑)
以上、梅煮の作り方でした。(^^)/
🍃家庭料理研究家の草分け的な第一人者 辰巳芳子さん。
https://www.tatsumiyoshiko.com/
花いかだの醤油蔵の当主さんとも古くからの知人。